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 観葉植物を育てるおとこ

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夜の11時過ぎである。鍵をあけて誰もいない部屋の灯りをつける。
鍵を下駄箱の上の放りだしネクタイを外す。背広は帰りに後輩と寄った居酒屋でひどい臭いである。ハンガーに掛けてベランダに干そう。シャワーを浴びて、風呂上がりに迎え酒だと自分に弁解、缶ビールを空ける。
平凡だが毎日の同じ事を繰り返しで時が流れていく、というよりも流れていく時間を静観しているというのか?たまにコレでよいのかと思うときもある。 私は独身のIT系の会社員で33歳、そろそろ結婚も考えなければならない。
彼女はいるが、二人で何とはなしでデートを繰り返すが未だ結婚に踏み切れないのは相手を思う気持ちが乏しいのか?いやそんなことは無いと自問自答。
かれこれ、つきあい始めて2年になろうとしている。そういえば、彼女とつきあい始めて初めてのプレゼントが『ドラセナ マッサン』だった。
この『ドラセナ マッサン』いまでは、部屋の窓際の一等地を陣取り大きな葉を広げている。 これは比較的扱いやすいが水が大切なようで、すこしでも水やりをサボると大きな葉が垂れ下がり、いかにも元気がなさげで可哀想な姿になってしまう。

その横にあるサボテン。名前は解らないが昔の彼女からの贈り物で分かれたときに処分しようと思ったが、みょうに愛着があり、いまでも一緒に住んでいる。サボテンはまさに強健そのものであり水を何ヶ月も与えなくても地道に成長する。
活性剤『ハイポネックス』や『HB101』等友人から薦められたもの。それを与えると、いつかはその成長具合を主張するかのように綺麗な花を咲かせてくれるのか? と思ったりもしている。

ただ実現はいつになるやら、”前カノ”からもらったサボテンにシコシコ肥料を与える自分の姿を想像しても少々女々しいかと思ったりもして微妙な感じである。 でも植物は植物で” 前カノ”とのことは無関係である。
このように自分の生活と観葉植物は意識していないが切っても切れない間柄になってきているように思う。 更にその付き合いは幼少時代にさかのぼる。
小さい頃、家の玄関にあったゴムの木。 大きなお菓子のような厚い葉っぱに、よく爪を立ててキズをつけ、母に怒られた時の様子は今でも蘇る。母いわくこれは「消えないんだよ!」 確かに成長してもそのキズは消えず、逆に成長と共に大きくなり自分のしでかしたことに反省したことを今でも覚えている。
自分の母は花鉢や苗ものが大好きなひとでいまでも、自宅の庭先は春にでもなれば花満開である。 とにかくまめな人で土を入れ替えたり、肥料を与えたり、『土かえるこれ一番』、本当に植物の気持ちが分かるように世話をする母である。
その影響かわたしも植物は比較的好きというよりも、なんとなくそばに無いとシックリこない感じで、なにも植物の無い部屋に始めて『サンスベリア』を置いた頃、生命のオーラかマイナスイオンか?その存在感の大きさを肌で感じたことを今でも覚えている。
会社から帰った暗がりで照明を付けたとき、緑の葉を広げ慎ましく成長している観葉植物は私にとっては友人というより相棒のようなものである。
犬や猫をペットとして自分の伴侶とするひとの気持ちも分かるが、うるさくもなく、ウンチの掃除もしなくて良く、更に散歩に連れて行けと催促もされない観葉植物は最高の相棒といっても過言ではない。
ただ、動きがないから退屈と良く友人に言われるが植物は見るのでも聞くでもなく、触るでもなく、感じるものである。目を閉じて、その植物の感覚を楽しむものであると自分なりに解釈しているが、悲しいかなだれも解ってくれない。

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