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植物に必要な用土と肥料についての基本を勉強してみましょう。
肥料は「有機質」と「無機質」に大別されます。「有機質肥料」は動植物が主原料ですがら多量に与えても危険は少なく、土の力も高めてくれます。効果の期間が長くゆっくり効くので元肥に使用します。 「無機質肥料」とは化学肥料の事を指します(複合肥料や配合肥料とも呼ばれる化成肥料と単肥に二分されます)。速効性ですが成分が強いので、与え過ぎると肥料やけをおこすので注意が必要です。有機買肥料と併用して植物の大きさに見合った量を使用する事がポイントです。
成長が活発な時期は栄養もたくさん必要ですので、施肥も忘れずに与えましょう。 与える植物と時期によりいろいろな施肥方法があります。 与えるときは肥料やけを防ぐため、根や茎に肥料が直接ふれないように注意してください。
肥料は春(3月〜5月)から秋(9月〜10月)までの生育期に与え、原則として冬は必要ありません。
植物を育てる土は、@水はけが良く、かつ保水力があること、A肥料の吸収性・持続性が高いこと、BpHが中性から弱酸性であること、等があげられます。 水はけを良くするには耕すことが一番です。土がほぐれて水はけは改善され、適度な保水量も通気性もよくなります。また、それまで何か栽培していた場合は、土の中に残っている根や株を取り除いておきます。堆肥を与えると耕した効果が長く続くうえ、土の酸性の度合いが安定します。 酸性度は植物によって好む度合いが違いますので以下の表を参考にしてください。酸性が強すぎる場合には石灰を施して調整することで、土の中の肥料分が根に吸収されやすくなります。
雨の多い日本の土壌は、アルカリ分が流れ出して酸性に傾きがちです。pH検定器で調べてみて、酸性度であるなら。植えるものによりますが、改良が必要です。 耕作面積1u(深さ10〜14cm)あたり200gの苦土石灰をすきこんでください。 鉢の場合は、15cm鉢で茶さじ一杯程度です。
種まきには肥料分の少ない清潔な用土を用意しましょう。ピートモスやバーミキュライト、パーライトを混入してください。ピート板・ジフィーポットにたっぷりと吸水させて種をまくとそのまま育苗まで使えます。
一言で肥料を与えるといっても、肥料の種類や与え方がさまざまであることは前述のとおりです。 簡単ですが、日常の肥料の与え方や土のブレンドの方法について紹介していきます。 わからないことや疑問などあれば、気兼ねなく和光園スタッフへお問い合わせください。
落ち葉や台所がらでる生ゴミなどを積み腐らせたのが堆肥です。土の改良にも効果的な有機質肥料ですが、十分に発酵させてからでないと植物を傷めることになるので注意が必要です。 発酵させるにはしっかりとした家庭用の生ゴミ処理器が大変便利です。
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